operation skold

確定した過去を変えずに、結果を変えろ

シャドウ タンク サビ取り

今回は、長期放置のシャドウのタンク内部のサビ取りをやってみた。

オーナーに聞いた所、8年ではなく約10年放置していたみたい。

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タンク内部は、写真を撮り忘れてしまったが、だいたいこんな感じで乾いていた。

早速、タンクを外してみるとカサカサと音がするのと同時にピチャピチャと音がしていた。まさかとは思っていたが、タンク内部に10年物のガソリンが残っていたようだ。

酷い匂いだ。

とりあえず、一度水を入れて流してみる。一応、バケツの上に流しのネットを半分乗せてサビだけこすようにしてみた。

かなりグロ注意です。

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一度の水洗いの結果ですw

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だいぶサビとガム状になったガソリンが出てきました。

その後、何度もゆすぎ燃料コックも取り外したが、燃料コックも案の定酷い状態だった。フィルターは途中でもげてしまい、引き抜くのに苦労した。

その後は適当な燃料コックの所に蓋をしてトイレ用のアルカリ洗剤で漬けてゆすぐを2回くり返してみた。

だいぶ大きなサビは取れた模様。

その後、すぐにサンポールを5本投入。本数は適当です。お店に売っていたのが、5本だったので。

半日置いたら、だいぶ綺麗になった。

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それでも、ファイバースコープでみるとまだ少し残っているので、タンククリーナーを希釈して投入した。これは、サビ取りとサビ防止のコートが出来るみたいなので、仕上げには丁度いいと思う。

本格的なコーティングは以前にもやった事があるが、平面が多いタンクならやりやすいが、今回の様な曲面が多く、奥まっている形状の物はかなり難しいので、コーティングはやらない事にした。

だいたい、いい感じにタンクの方が終わりそうな感じだが、キャブの中は悲惨な事になっていた。当初、タンクの中よりキャブの方が余裕だろうと思っていたが、キャブの方が酷かった。

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フロートバルブは抜けず、全てのジェットは詰まりが取れない、極め付けはスロットルバルブのシャフトの中がサビとガムで固着していた。なんとか分解して清掃してみたが、スロットルバルブの動きが、どうにも重い。戻りもわるいし。

中古のキャブは、レアバイクっぽく出品も無く、困っている。

キャブだけなんとかなれば、エンジンもかかりそうだが、先に進めなさそうである。

キャブをなんとか直すか、キャブが出品されるの待つか。。

最終手段は、実家の隣にあるレーシングカー製作のショップにお願いして、インマニを製作してもらい、ハーレーなんかの純正キャブをシングルキャブにして取り付けるしかないかな。V型のキャブにしている理由もあるだろうが、シングルキャブの方がメンテも楽そうだ。

インマニ製作が、一番早くて費用も少しかかるがリーズナブルに終わりそうだ。

ひとまず、今の純正キャブがどこまでいけるかによってなので、もう少しやってみようと思う。